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【グレートプリテンダー10話感想考察】明智光秀のトイカプセルは2つの裏切りを意味?ローランが窓に加工していたのはなぜ?

グレートプリテンダー10話で、Singapore  Sky編は完結しました。最後の最後でローランの機転を利かせた作戦が功を奏しましたね。

そして、アビーが過去と向き合い、乗り越えていく姿も描かれていて感動を誘いました。最後にえだまめと笑い合うシーンに胸を打たれたという人も少なくはないでしょう。

さて、そんな10話でしたが少し気になるポイントがありました。

1つ目はえだまめの持っていたトイカプセルに意味はあったのか、ということです。今回登場していたのは明智光秀のトイカプセルでしたが、毎度登場しているトイカプセルには何かしらの意味があるのでしょうか。

2つ目は、どうしてローランが前もって窓に加工をしていたのか、ということです。本来ならシナリオ通りにクラークが勝つはずなので、どうしてわざわざ手のかかることをしていたのでしょうか。

この2つの疑問点と10話の感想などをそれぞれ見ていきたいと思います。

  • 明智光秀のトイカプセルは2つの裏切りを意味していた?
  • ローランが窓を加工していたのはなぜ?
  • 10話の感想まとめ

 

グレートプリテンダー10話感想考察|えだまめが持っていた明智光秀のトイカプセルは2つの裏切りを意味している?

今回えだまめが持っていたトイカプセルは明智光秀でした。

明智光秀は織田信長を本能寺の変で落とした有名な人物です。えだまめも本編で言っていますが、日本では「裏切り者」のイメージがあってあまり好かれてはいない印象がありますよね。

しかしえだまめは少し違った印象を持っていたようです。アビーがえだまめにそのトイカプセルが何なのか聞いたときに、えだまめは明智光秀のことを「この人なりの信念があって裏切ったんじゃないか」と評していました。

わざわざこのトイカプセルの話を取り上げたことから考えても、何か物語にも意味があることは推測できます。

では、このトイカプセルにはどんな意味があるのでしょうか?

実は今回の話には、2つの「裏切り」が描かれています。このトイカプセルは、それを象徴したものだったのではないでしょうか。

これから、その2つの裏切りについて見ていきたいと思います。

えだまめの裏切り

1つ目の裏切りは、えだまめがローランに対してした裏切りです。

今回のコンゲームを成立させるためには、エアレースでアビーとクラークが勝負し、クラークが勝つことが必要でした。

しかし、えだまめはローランを裏切り、アビーの代わりにルイスを飛行機に乗せ、クラークと戦わせるのです。もちろん、ルイスは事故を起こしてから飛行機に乗っていません。最後まで操縦できるかどうかも分からないという状況です。

つまりこれは、サムの、そしてローランのシナリオを完全に無視した戦いをすることになるわけです。

この裏切りは、コンゲームを根本から覆してしまうような重大なものです。しかしえだまめは悪びれる様子もなく、ルイスが勝つことさえ信じていました。

これは、えだまめが言っていた「信念を持った裏切り」だと思います。

ルイスを飛行機に乗せたのは、彼を前に向かせるためでした。そして、アビーを前に向かせるためでした。二人のしがらみを解き放つために、彼はローランを裏切り、一世一代の賭けにでた、ということになります。

ルイスの裏切り

これは今回のコンゲームではなく、ルイスを襲った事故の時の話です。

ルイスは事故の直前、シナリオを無視して真剣に勝負しよう、とクラークから持ち掛けられていました。ただ、前提としてシナリオを無視することになるので、これがサムの耳に入らないように、クラークは口止めしていました。

しかし、ルイスはクラークを裏切り、サムにこの情報を伝えるのです。

ここにも、ルイスなりの「信念」がありました。ルイスには、クラークをもっと自由にさせてやりたいという思いがあったのです。

クラークにとってルイスが師匠のような存在だったように、ルイスにとってもクラークは弟子のような存在だったのでしょう。

その弟子の成長のために、シナリオには従わない本来のエアレースをさせてやりたい、という思いがあったのだと思います。

しかし、それはうまくいきませんでした。そのせいで事故に巻き込まれてしまったわけですし、その後もシナリオ通りに戦い続けていたので、ルイスの思いは長らく遂げられなかったことになります。

それが10話でえだまめが作ったチャンスのおかげで、その思いがようやく遂げられました。なので、この戦いにはこれまでのエアレース以上の意味合いを持っていたのだろうな、と思います。

 

グレートプリテンダー10話感想考察|ローランが窓を加工していたのはなぜ?

今回ローランは、最後のエアレースでどちらが勝ってもアビーが勝ったように見せるために窓に加工をしていました。

ローランはもともと、えだまめにクラークの機体に薬品を仕込ませるようにしていました。それをしておけば、クラークが勝つことは物理的に不可能になりますから、窓に加工する必要はないでしょう。

しかし、ローランはわざわざ手間をかけてこのような細工をしていました。

そんなことをしていたのは、おそらくえだまめが本番では薬品を仕込まないことも想定していたからなのだろうと思います。

ローランは、もともとえだまめが詐欺師には向かない誠実な人間であることを知っています。そして、誰かのために動くことができる人物であるということも知っています。

えだまめがアビーに前を向いてもらうために、ルイスを飛行機に乗せようとしていることすら、ローランは想定していたのではないでしょうか。

そう考えると、ルイスとアビーを引き合わせたことも、今回の作戦に無理やりえだまめを引き込んだことも、窓に細工をほどこしたことも、すべてつじつまが合います。

ローランの実力を考えると、そこまで先読みしていたことも納得できるのではないでしょうか。

それと同時に、ローランがコンフィデンスゲームを行う上で「ローランの裏の願いを叶えてくれる」えだまめはなくてはならない存在とも言えそうですね。

 

グレートプリテンダー10話に対する感想まとめ

今回の話の見どころは、ローランの策の巧妙さももちろんですが、アビーとルイスの心情の変化が特に見どころだったのではないかと思います。

今回の話で、アビーもルイスも過去の事件を乗り越え、もう1度前を向くことができるようになりました

そのどちらも、えだまめの尽力のおかげですが、上の章のことを踏まえると、そのすべてを仕組んでいたローランのおかげということにもなるでしょう。

ローランはアビーの過去にも今までは我関せず、といったような状態でした。しかし、もしそこまで読んでいたのだとすると、実は仲間思いの人物だったということになるのではないでしょうか。

そう思うと、えだまめもローランも、根本的には実は似たもの同士にも感じられます。

えだまめは誰かのことを思って行動する部分が顕著ではありますが、実はローランにもえだまめと同じようなことを考えている部分はあるのでしょう。

そうでないと、悪人ばかりを狙うことにも説明がつきません。

ローランの過去が明かされるのかは今の時点では分かりませんが、彼の本心も分かるようになれば、もっとこの作品にも深みが出てくるのかもしれませんね。

まとめ

10話はSingapore Sky編の完結にふさわしく、気持ちのいい終わり方をしましたね。最後の最後でアビーの笑顔が見られたのもとてもよかったです。

今回はトイカプセルの意味やローランの行動の意味について考えていきましたが、ローランの実力には驚かされるばかりです。そして、えだまめの人の好さにも。

えだまめとローランの尽力で、もう1度前を向くことができたアビーとルイス。彼女らがこれからどう変わっていくのか、ということもこの作品の見どころになるのかもしれませんね。

次話から、新しい物語が始まります。次にローランが一体どんな作戦でフィッシュを釣り上げるのか、えだまめアビーときたら今度はシンシアの過去が出てくるのか?そのあたりにも注目しつつ、これからの展開を見守っていきましょう。

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本ページの情報は2020年8月時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。


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